「ウィンターブルー」に気をつけて!
「ウィンターブルー」という言葉を聞いたことがありますか?
精神科医の石井辰弥先生によると季節性の感情障害、うつ病のことなんだそうです。
日本での発症立は2パーセント程度で女性の患者数は、男性の3倍と言われています。

「ウィンターブルー」 の症状は10月〜3月頃、冬の時期になると心身に不調が現れます。 冬になると、いくら寝ても眠いだるい、疲れがとれない甘いもの、炭水化物に手が出る 家事や仕事にやる気が出ず、時間がかかる体重が増える、などの症状がある人は要注意です。

通常のうつ症状は体重が減ったり、不眠になることが多いようですが、「ウィンターブルー」はその逆の症状が出るようですね。
原因は、太陽の光が関係していると考えられています。やる気や元気をもたらす幸せホルモンセロトニンは、太陽光を浴びることで分泌されるため、日照時間が少ないことが 「ウィンターブルー」を引き起こしてしまうんだそうです。悪化すると、うつが慢性化したり重症のうつ病と同様、自殺に至る可能性もあるのだとか。 症状が重なり、つらい場合は放っておくと危険ですね。 冬が終われば大丈夫、と甘く見てはいけないのです。 精神科医では人工的に光を当てる「光療法」もあるようです。

予防には、午前中に30分〜1時間の日光浴をするのがおすすめなんだそうです。 難しい場合は、窓際で作業するだけでもいいんだそうですよ。 まずは目覚めたら、すぐにカーテンを開けて朝の光を十分に浴びることから 始めてみてください。 また、一駅分歩いてみるなどなるべく午前中に日光に当たるよう意識してみてくださいね。